2025年4月25日付 第7183号
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【士別市】
■三澤祐哉さん(トヨタ自動車士別試験場):文部大臣表彰
―除草剤の散布装置で受賞
―無駄省き効率的作業を実現
―3年ぶり58人目の創意工夫功労者に
2025年度の創意工夫功労賞で、ディスペンサー式除草剤散布装置を考案したトヨタ自動車士別試験場に勤務する三澤祐哉さん(24)が文部科学大臣表彰を受賞。22日に士別市役所でその伝達式が行われ、渡辺英次市長から三澤さんに表彰状が贈られた。
三澤さんが勤務するトヨタ自動車士別試験場は広大な面積を保有しており、環境美化活動の一環として春と秋の2回、建屋周りに除草剤を散布して景観維持に努めている。
除草剤を散布する面積は約6千平方メートルと、サッカーコート1面分に相当する広さ。業務の合間に職員らが除草剤を散布していたが、手作業だとどうしても散布ムラがあり、大半が無駄に撒きすぎる傾向にあった。三澤さんが考案した散布装置は、冬季間にのみ使用している滑り止め砂利散布台車を活用。
台車に、米びつからヒントを得た定量ディスペンサーや拡散プロペラなどを取り付け、適正量を均一に散布するための滑り台に工夫を凝らすなどして、昨年冬に散布装置を完成させた。
【士別市】
■士別市教育委員会:渡辺市長 会見で内容説明
―士別市陸上競技場
―5億7千万円で全面改修
―合宿等に影響ないスケジュールで
陸上競技場の改修は、トラックとフィールド、走幅跳走路など5億7100万円をかけて本年度と来年度の2カ年で全面改修する。
本年度についてはトラックの土台となるアスファルト撤去とアスファルト舗装を2億460万円かけて実施。
来年度にトラックのウレタン舗装工などを3億6640万円で行うことになっている。
【士別市】
■士別観光協会
―さらなる集客へ観光を推進
―インバウンドニーズも視野に
【士別市】
■給食費:本年度から値上げを実施
―安全安心な給食を提供
―引き上げ額1当・小学校 301円、中学校 354円、士別東高 305円
「今日のハイライト」 【士別市】 士別翔雲高校:生徒と語り合う市民募集
5月1日に対話ワークショップ
士別翔雲高校で5月1日に対話ワークショップが開始される。そのイベントに参加する市民を募集している。
地域コーディネーターとして高校の探求学習サポーターでもある地域おこし協力隊の荒又拓美さんが企画し、士別翔雲高校1年生の探求学習の一環として開催する。
対話ワークショップでは「トークフォークダンス」を実施、生徒と地域の大人が1対1で着席し、数分ごとに話し相手を交代しながら、「これからの生き方」や「地域との関わり」をテーマに対話を重ねるもの。
対話ワークショップを通じ、生徒たちには多様な価値観にふれ、新たな視点や地域とのつながりを実感し、自分の考えを言語化し、興味関心を育みたいとしている。
トークイベントでは生徒と対話する地域の大人たちを募集しており、年齢や職業は問わない。
地域おこし協力隊の荒又さんは「地域の大人と話すこと自体が生徒たちの未来の種を育てる。生徒の挑戦をまずは聴くことから応援してほしい」と多くの参加を呼びかけている。
申し込みは参加申し込みフォーム(QRコード)から、締め切りは27日まで。
トークイベントに関する問い合わせは、地域コーディネーター荒又さん(電話080―6234―9053)まで。 |