和寒町長選挙 候補者に聞く (左から届け出順)
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池 田
頴 昭 候補
現場の意見最優先に ―「新風」となり活力創出を |
藤 井 辰 夫 候補 |
まず、私が町長となったならば「歩く・聞く・活かす」を信条として現場の意見を最優先に取り入れていきたい。 自ら現場に足を運ぶことで、新たなアイデアや課題を見出してスピード感のある対応を行っていきたい。 まちづくりに関しては和寒町には緑豊かな公園が多いことから、和寒町を新たに「田園公園の町」と位置づけたい。 住んでいる人がふるさとの良さを見つめ直すことで、生きる土台を確かなものにすることができる。それが町の再生につながると考えている。 ふるさとを次の世代に託していくためには、今行動を起こさなければならない。 町の衰退を止めるため、私が「新しい風」となって町内に新風を吹き込みたい。 産業振興の面では基幹産業である農業の活性化が必要不可欠と考えている。そのための具体的な例として、特産品であるカボチャやキャベツなどの余剰品に付加価値をつける研究体制の整備が必要。また、商工業の振興のために中心市街地の街並み整備事業を確実に進めていきたい。 ケアハウスの整備など、高齢化社会に伴う福祉の充実や未来の産業を担う人材の育成にも力を注ぎたい。 町の財政運営については徹底的に精査すべき。予算の組み替えや質の変換が今後の財政運営にとって非常に重要と考えている。多少の痛みが伴うことがあっても、それらを行うことで町民の理解や協力が得られると思う。 市町村合併に関しては和寒町にとって望ましいことではない。住民への行政サービスは合併することによって必ず低下すると考えている。 町内の生活基盤を充実させ、一つの自治体として今後も存続していけるように努力いかなければならない。 町民の誰もが明るく笑顔で暮らせる町をつくっていくために多くの町民の力をお借りしたい。 |
「対話と誠意」をモットーとして和寒町第4期総合計画に基づき、活力あるまちづくりを進めていきたい。 産業の振興に関しては、基幹産業である農業の振興が重要と考えている。 その中でも米づくりが最も重要であり、カントリーエレベーターを柱として、「売れる」米づくりではなく、より積極的な「売る」米づくりを進めていきたい。 また、将来にわたって地域を守っていくために後継者の育成が重要であり、農想塾の活用をより一層進めていきたい。 商工業に関しては愛町消費運動を高めることで購買力を向上させ、活力を強めたい。 雇用の創出や若者の定住促進のためには公共事業による活性化も重要で、財政運営とのバランスを考慮しながら、積極的に取り入れていきたい。 街並み整備事業の推進については町民から指摘を受けることもあったが、まちづくり検討委員会からまもなく出される答申をもとにして、商店街の理解と協力を得ながら進めていきたい。 具体的には、高齢化社会に見合ったようなゆったりと買い物を楽しめる商店街が必要と考えている。 各商店の特色や技能が最大限に発揮されるような店づくりも支援していきたい。 福祉の充実は安心して生活するために重要な課題であり、高齢化社会を乗り切っていくためにも施設整備や医療の充実、町民の健康づくりに力を注いでいきたい。 財政運営に関しては全道的に見ても健全性が高い。国の財政をにらみつつ、町民と智恵をしぼりあって、今後も健全な財政運営を心がけていきたい。 市町村合併については絶対反対。和寒町がなくなると住民生活が大変な事態になる。合併を推進させないために、ぜひとも今後4年間の町政を任せてほしい。 渾身の努力で町民の負託にこたえることを誓う。 |